強迫性障害
強迫観念(きょうはくかんねん)とは、本人の意志に反して頭に浮かぶ、本人にとっても愚かしく不快に感じられる考えを指す。強迫観念の内容の多くは普通の人にも見られるものだが、普通の人がそれを気にせずにいられるのに対して、強迫性障害の場合はこれが長く続くために、患者は強い苦痛を感じている。
強迫行為(きょうはくこうい)は不快な存在である強迫観念を打ち消したり、振り払うための行為で、強迫観念同様に不合理なものだが、不安が伴なうためになかなか止めることができない。その行動は患者個々人によって異なるが、いくつかに分類が可能で、周囲から見て全く理解不能な行動でも、患者自身には何らかの意味付けが生じている場合が多い。
原則として強迫観念や強迫行動の対象は自身に向けられたものであり、これによって患者が反社会的行動などを起こすことは無い。強迫性障害は強迫観念や強迫行為を行ったり、逆にこれを避けるために生活の幅が制限されてしまうため、重症になれば家に引きこもったり、決まりきった生活の枠にとらわれてしまう。
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